守谷市野木崎地区の戦没搭乗員慰霊碑(吉田)

 守谷市野木崎地区、守谷サービスエリアの近くに大戦末期、米軍の戦闘機に撃墜され戦死した搭乗員の慰霊碑があります。

 

碑文には以下のような内容が記されています。
 搭乗員は山本勲美少尉、柏の田中飛行場から迎撃に上がったところをグラマンに撃たれこの水田に墜落、戦後になって遺体を掘り上げ、遺体は郷里の山口県に葬むられた。当時、水田の所有者であった椎名豊次郎氏が供養のための地蔵を祀った。50回忌の平成七年、御子息の椎名四郎氏が改めてこの慰霊碑を建立。

 搭乗機が何であるかは記されていませんが、陸軍の四式戦か五式戦と思われます。目立たないところにある慰霊碑ですが、このような悲劇を繰り返さないためにも、この慰霊碑の存在を一人でも多くの人に知っていただきたいと思います。